鈴与建設は1949年の設立以来、鈴与グループの建設部門として清水港の発展に貢献してきました。国際拠点港湾としての物流機能強化から、市民の憩いの場となるウォーターフロント整備まで、幅広い港湾工事を手掛けています。近年は、南海トラフ地震に備えた港湾施設の強靭化工事にも注力し、400トン級起重機船「明石号」※をはじめとする充実した作業船団を活用し、防災・減災に向けた施工を展開しています。
総合物流企業グループの一員として培った知見を活かし、利用者目線での施工を心掛け、清水港のさらなる発展に貢献していきます。
※㈱古川組と共同保有
本工事は、新興津地区における海釣り施設の建設事業です。水中・水上での複雑な作業が多い中で、高い安全性と施工精度が求められましたが、3D技術と綿密な事前検討により、高精度な海上施工を実現しました。
400t吊起重機船にてプレキャスト部材据付
海釣り公園の基盤が完了
最新の水中ドローン技術を活用することで、これまで目視確認が困難だった海中工事の「見える化」を実現し、より確実で信頼性の高い施工を実現しています。
水中部の出来形確認にも水中ドローンを導入。検査作業の効率化と施工品質の信頼性向上を達成しました。
濁水の場合は、潜水士と連携して水中ドローンを活用