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プロジェクトをシームレスにサポート プロジェクト一貫体制

「建設プロジェクト」とは、建築物やインフラ施設など建設に関わる一連の活動のことで、そのプロセスは長期にわたり複雑です。土地探しから始まり、設計、施工、そして竣工後の維持管理までの幅広い工程には、多くの関係者が携わっています。
鈴与建設では建築事業に関係する各部門が一体となる「プロジェクト一貫体制」を確立。計画段階から竣工後の維持管理まで、お客様をワンストップでサポートしていきます。

プロジェクトの推進フロー

「定例会議」を初期段階から開催。営業・設計・工事などの各部門スタッフがお客様のご要望を深く理解するまで対話と検討を継続します。設計・施工の各段階においても打合せを重ね、各分野の知見を結集することで、お客様へ最適なソリューションをご提供します。

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プロジェクトの推進フロー

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A.プロジェクト計画段階

鈴与建設は、物流事業を主体とするグループ企業の一員として、長年にわたり物流施設プロジェクトを経験。そのノウハウを活かし、お客様の利便性やハンドリング、テナント企業様の業態ごとの特性を熟知した上で、お客様の事業計画に最適な建築プランをご提案します。また、最適な選定を目指す土地探しにおいても、地元企業ならではの情報ネットワークを駆使し、立地条件や法規制、地域特有の環境要因も徹底的に調査・分析するのが特徴です。事業用地の取りまとめから、行政機関との協議、必要な許認可手続きに至るまで、すべてのプロセスを円滑に進めるためのトータルサポートをご提供いたします。

B.設計段階

社内の専門部署である「鈴与建設㈱一級建築士事務所」のプロスタッフが、お客様のニーズを的確に反映し、高水準な設計を行います。提案するのは、完成後の運用面や将来のメンテナンスを見据え、長期的な使いやすさを確保する理想のカタチです。企画段階から施工部門が計画検討に関与し、「工事工程」「施工計画」「近隣への安全配慮」等についても検討を実施。潜在的な施工上の課題やリスクを特定し、事前に対策を講じるのはもちろん、必要に応じて設計にも反映させます。また、設計の各段階で、設計部門・積算部門が連携し、精緻な事業費試算を実施することで品質・コストを最適化させ、予算内での確実な計画実現をサポートします。

C.施工段階

安全・品質・工程・コストの徹底した管理体制により、安心の施工をお約束します。長期にわたる工事には、地域との良好な関係づくりが必要です。近隣や環境への配慮、情報共有も適切に行い、スムーズな工事を進めます。特に品質管理においては、長年の実績で培われた自社独自の厳しい品質管理基準を遵守。さらに、経験とノウハウを駆使し、専門技術者による徹底した現場管理、本社品質管理部門による充実したバックアップ、綿密な品質検査を実施いたします。複眼的な管理体制を整え、お客様が想像する「満足」以上の建物品質を実現します。

D.維持管理段階

鈴与建設には、専門のアフターサービス部門があります。定期点検や緊急時、迅速対応する体制を社内に整えることで、竣工後も建物の安全性と機能性を維持します。また、グループ企業には建物リニューアルサービスに特化した企業や、セキュリティ企業、ビルメンテナンス企業などがあり、ご要望に応じ連携して最適な改修計画のご提案することも可能です。建物の運営管理もワンストップでサポートいたします。

鈴与建設が持つすべての技術・サービスを通じて、プロジェクトの最初から最後まで伴走するパートナーとして、事業の実現を強力にサポートします。

プロジェクト一貫体制を象徴する施工事例(BTS型物流施設)

➀ORD厚木冷凍ステーション

(神奈川県厚木市2024年4月竣工)
ORD厚木冷凍ステーション

築年数40年の既存施設を冷凍・冷蔵倉庫(冷凍:-25℃、冷蔵:+3℃)へ再開発。
既存施設所有者様と用地相談をいただいたエンドテナント様の間に立ち、鈴与建設では両者のニーズを踏まえたマッチングを行いました。計画当初からマテハン設備を建築設計に折り込み、冷凍冷蔵による防火区画免除および消防特例承認を得て合理的な空間・設備計画を実現。本施設はすべて再生エネルギー電力を使用し、サステナブルリテールを目指すテナント企業様の事業成長を後押しする拠点となっています。

②ロジスクエア掛川

(静岡県掛川市2024年1月竣工)
ロジスクエア掛川

物流施設デベロッパー様による開発案件、BTS型プロジェクトとしてエンドテナント様の実際のオペレーションを反映した施設。
コスト意識を持ってきめ細かな提案を重ねた結果、機能性・快適性ともに優れた建物が完成しました。将来的なオペレーション変更への対応としてドッグレベラーの増設が可能な構造とするなど、オーダーメイド型でありながらも、様々な物流ニーズに柔軟に対応できる機能性と汎用性を兼ね備えた施設です。また当物件は、静岡県盛土条例の第一号物件。北側に池を背負っているため、地下水との闘いが続きました。近隣には住宅が隣接しており、夜間音の出る作業を減らすため、工区割の変更、工区の入れ替えを幾度も行いリスク対応しました。

※CASBEE静岡 ランクA / BELS 5スター / ZEB Oriented 取得