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災害にそなえて 防災・減災対策

甚大な被害が想定される南海トラフ地震や、近年ますます激しくなる豪雨・台風などの自然災害。
鈴与建設にとって、お客様の大切な建物に災害への備えを施すことは使命でもあります。高スペックの耐震性能を備えた建築物や、BCP(事業計画継続)対策もご提案します。

免震装置

事業継続性を強化するために、免震構造を採用する事例が増えています。地震による損傷リスクが低く、発災後に業務を早期復旧させるために有効な装置です。

具体的効果

  • 物が転倒するリスクを抑え、人・保管物などの安全性を高めます。
  • 大震災後も建物の機能を維持し、補修の必要性を大幅に低減します。
  • 揺れに対し、各階への変位および加速度の変化が少なく、上部構造への地震の伝達を抑えます。

制振装置

地震などによる振動のエネルギーを制振装置が吸収するため、柱や壁が負担する振動エネルギーが低減されます。揺れによる建物の被害は最小に抑えることができます。

制振装置の採用実績

・粘性壁

地震時や強風時の揺れにともなう層間変形を、上梁に固定した抵抗板と下梁に固定した粘性体容器との相対運動に置き換え、その際に生じる抵抗力により振動エネルギーを吸収します。

・摩擦ダンパー

上側の固定板と下側の可動板の間にステンレス板と摩擦材を設置し、ボルトで締め付けて固定する構造。間柱状に配置することで、地震時の変位に対応します。

BCP提案

自然災害や突発的な緊急事態に際して、損害を最小に抑え、迅速かつ効果的に復旧できるよう体制を整えることは、企業の社会的信頼にもつながります。そのため、鈴与建設では防災・減災対策の一環として、事業継続計画(BCP)の重要性を認識し、企業や地域社会に向けた具体的な提案を行っています。

<BCP対策提案 事例>

株式会社建設コンサルタントセンター 本社建設工事

建物計画地がハザードマップによる浸水区域に該当する場合などに加え、近年の異常気象による豪雨・洪水リスクなどにも備える「守り」に強い建物を提案。2階部に受変電設備や受水槽を計画・配置するなど、事業継続に資するプランを採用いただきました。