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- 静岡理工科大学土木工学科の学生を対象に建設現場体験学習を実施しました
2025年7月2日、学校法人静岡理工科大学土木工学科の1年生24名を対象に、建設現場での体験学習を実施しました。
●次世代の土木技術者育成に向けた実践的プログラム
本プログラムは、「土木工学概論」の授業の一環として実施され、学生の学習意欲向上と将来のキャリアイメージ形成を目的としています。
●プログラム内容
午前の部:静清バイパス清水立体建設現場見学 (国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所共同)
・プロジェクト概要説
・高架上からの施工現場視察
午後の部:実践的キャリア教育プログラム
1.当社社員による特別講話
・土木技術者のキャリアパスと可能性
・建設業の日常業務と実態
・大学での学びと実務の関連性
2.グループディスカッション
・若手技術者社員との対話
・現場で必要なスキルの議論
・キャリアプランニング
3.新興津地区施設整備事業現場見学(静岡県清水港管理局協力)
・高所作業車からの施工現場観察
4.総括
・一日の体験を通じた気づきの共有
・将来のキャリアについての展望
・建設業界への理解深化
●学生の声から見える価値観の変化
プログラム内で就職活動時、「給与」と「休日」のどちらを優先するかのアンケートを実施。24名中20名が「休日」を重視するという結果が得られました。この結果は、ワークライフバランスを重視する若い世代の価値観を反映しています。
●教育効果と今後の展望
本プログラムを通じて、学生たちは土木技術者としての具体的なキャリアパスや、建設業界の実務について理解を深めることができました。参加した学生からは「土木工事に対するイメージが大きく変わった」という声が多数寄せられ、実際の現場体験を通じて建設業界への理解が深まったことが確認できました。当社は、このような産学連携による実践的な教育支援活動を継続的に実施し、次世代の土木技術者育成に積極的に貢献してまいります。また、若い世代のニーズに応える働き方改革やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも注力し、より魅力的な建設業界の実現を目指します。
ご参加いただいた学生の皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
以上
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